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ふと 君の匂い 僕は立ち止まる 穏やかな草原の さわさわと囁く声 柔らかな日差しと 淡い空の青 どこにも どこにも 君の姿はないのに 足を止めた僕に そっと 背を押すなにか ああ そうだね そういうことだね 僕は笑って また 歩き出す 永遠にも近い 果てのないこの道を そう 君はいつでも 僕の背中を押してくれた 迷って悩んで 一歩を踏み出す勇気に欠けた僕を そっと支えていてくれた ふと 君の匂い 僕は 君と共にある |
<Comment>
優しい風も、暖かい風も、甘い風もあるはずなのに。
“風”を思うとき、胸が締め付けられる思いがします。
いつになっても消えないのです。
背景画像はイメージに合うものが見つかりました。
★ マニア向け ★
「焔・風・地」のくくりでトライアングル。
レイのルックへの思いです。
未だにダメですね…。
自分の書いた話でさえ、涙なくして読めません。
自分の書いた話だからこそなのでしょうけれど。
それは、紛う事なき自分の心だからです。
素直に叫んだ自分の声だからです。