窓際のソファに座って書類を眺めていた渋沢が、ふと手を止めて窓の外を見た。
風が吹いて、枯れた葉が舞うのが見える。
「…すっかり秋だな」
ダイニングテーブルで同じく書類に向き合っていた三上が顔を上げる。
「あ? 何だよじじくせぇな」
イライラしたような返事に渋沢は苦笑する。
「頭に血が上ってると、ミスするぞ」
「…もう何回もミスってるっつうの。あぁもうなんだってこんな大量の紙相手にしなきゃなんねぇんだよ!」
こらえきれなくなったように、三上が怒鳴る。
つい先日、「地区の美化」だかなんだかでぽん、ととんでもない量の書類を渡されたのだが、その締め切りがこれまたとんでもなく近かった。
これはひとりではどうしようもない、ということで急遽渋沢に応援を頼んだのだ。
「まあまあ。もうすぐ終わるんだから、もう少し頑張ろう」
三上よりも仕事の細かく丁寧で手際のよい渋沢のおかげで、なんとかめどがたつところまでは来た。
締め切りにはちゃんと間に合いそうだ。
だがしかし。
「確かに仕事は終わるけどよ。でもこのストレスはどうしてくれるんだって! 気分転換でもしなきゃやってらんねぇよ!」
「ははは……」
2対1の割合で書類を片付けた渋沢は、同意の笑いを浮かべて、ローテーブルの上に積み上げられた書類の山を整え出す……と。
「じゃあ、先輩っ! 秋の遠足に行きましょーよ!」
「うわああっっ!!!」
いきなり目の前に現れた顔に、三上はイスから落ちんばかりに驚いた。
「て…っ、てめえ、藤代!!!! どっから入って来やがった!!!!!!」
「あっははー。どっからでもいいじゃないですか〜v ねっ、先輩、行きましょ、遠足! 風祭たちも誘って〜」
「で、何でそこに風祭が出てくんだよっ」
「だって風祭がいたら楽しいじゃないですか」
さすがの渋沢も、突然現れた藤代にその動きを止めていた。
その渋沢の前に、またもや突然人影が現れる。
「! 笠井……」
笠井はつり目がちの目をすっと細めて笑った。
「俺も賛成です。…ところで、俺、おすすめの場所があるんですけど」
〜 番外編 遠足に、行こう 〜
November 5th, 2002
★ ★ ★
「わあ……いい天気…」
日曜日、空は秋特有の薄い青一色だった。
薄い小さな雲が群れるように見えていたが、それも消えていきそうなくらい空が高い。
将は買ったばかりのデイパックをよいしょ、と背負いなおした。
「おはよう、風祭」
隣の部屋から出てきた水野が、笑いながら声をかける。
笑って将もそれに答えた。
「おはよ、水野くん。よかったね、いい天気になって」
「そうだな。……あいつが主催者ってのが気にかかるけど」
「? 水野くん?」
「え、あ、いや。なんでもない。あ、けどどこに行くか聞いてるか?」
「水野くんも聞いてないの? 僕も藤代くんに日にちと時間しか聞かなかったからなぁ。どこに行くんだろうね」
「さあ……」
主催者は、三上。
一応管理人だからそういうことになったらしい。
その上将や水野に来た連絡は、「場所は、当日になってからのお楽しみ〜」(by藤代)というものだったから水野はよりいっそう不安を感じるのだ。
とはいえ、藤代曰く主催者は三上だがリーダーは渋沢とのこと。
ならば大丈夫か、と水野は自己暗示をかける。
そうでもしないと安心出来ないあたり、このマンションが引き起こす騒動にどっぷりつかってしまっている水野なのだった。
胃が痛くなりそうな気配に気付かないふりをしつつ将と共に階段を降りようとたところで、背後のドアが開いた。
「よ、タツボン、ポチ! グッドモーニング〜v」
振り向くと、黄色いのと黒いの。
まるで何かの警告色のようだとふと思って、ますます頭を抱える水野。
「シゲさん、不破くん。おはよう!」
「おう。なんや、めっちゃ嬉しそうやな」
「だってみんなでどこかに出かけるのって初めてじゃないですか、ぼく昨日眠れなくて」
「ポチはまるっきりガキやの〜」
「シゲさんだって、昨日夜遅くにコンビニの大きな袋持って帰ってきたじゃないですかっ」
言われたシゲは一瞬どきりとしたようだが、すぐに素知らぬ顔で、さぁ、などとシラを切る。
少々、手つきが演技過剰だったが。
つまりシゲも少なからず楽しみにしていたのだろう、シゲも一応子供であることにはかわりがない。
と、そこに後ろからぽつりと。
「…午前7時59分、30秒を過ぎたところだな……」
「あっ」
時計を見ていた不破の台詞に全員がはっとなる。
集合時間は8時、そんなに長く立ち話をしていたつもりはなかったのだが。
なぜ不破が素直に「集合時間だ」と言わないのかを疑問に思いながら、4人は連れだって玄関へ急いだ。
「おはよう。ごめん、遅れた?」
玄関へ出ると藤代がいたので、まず将はそう声をかけた。
すると藤代は笑って、
「おっはよ、風祭。俺も今来たとこなんだ。おやつの用意してたら真夜中までかかっちゃってさ」
それでも平気でピンシャンしているところを見ると、よほど体力があるのか楽しみだったのか。
おそらく前者もさることながら後者が大きいのだろう。
「ほら、てめぇら。さっさとしろよ。もうすぐ出るぞ」
表から管理人の機嫌の悪そうな声がする。
というか、彼の機嫌のいい声なんて滅多に聞かないのだが。
その声に将たちは顔を見合わせて外に出た。
が、次の瞬間あっけにとられる。
……玄関前に横付けされていたのは。
「うわー、ロケバスやな」
ぼそりとシゲ。
水野が黙って頷いた。
確かにそれは、バラエティ番組でよく見かける大きめのバン…だ、どう見ても。
開け放されたスライド式のドアから中を見ると、3席ずつ3列の席。
よく見かける…これにテレビカメラがあったらこれからロケかと芸能人でもないのに誤解してしまいそうだ。
「おもしろそうだね」
ほんの少し困ったように将が笑って言うと、満面の笑顔の藤代と何を考えてるかわからない無表情の不破がこくりと同意する。
シゲはそのバンをにやにやしながら見ていた。
そうしてその笑いを浮かべたまま、横に突っ立っていた水野をちろりと見やる。
「…なんや、オレら若手芸人扱いやな。このままどっか笑いをとりつつとんでもない罰ゲームが仕掛けられてる行程だったらどないする」
「……速攻で逃げる」
「ポチ連れて、かいな」
「!? な、なんで風祭を…っ。俺はそんなっ」
「え〜? べつに〜? 深い意味なんかあらへんけどな〜? ポチはお笑いにゃ向かんから連れ帰ってもええんちゃうか、っちゅう意味で言ったんやけど? 何考えたんや、タツボン」
「シ……シゲっ! 何が言いたいんだ? それから、その呼び方、やめろって」
勢いよく顔をそらす水野に、シゲは爆笑である。
そこに最終的な用意をしていた渋沢と三上が来た。
「おはよう」
「あ…どうも」
会釈をしていると、バンの向こう側から今度は笠井が現れる。
笠井はにこにこと笑っているが……何となく裏があるように見えてしまうのは水野だけだろうか。
「それで、今日の行程なんだが」
渋沢がかさりと持っていた紙を開く。
「藤代のリクエストでフィールドアスレチック…それから、笠井の勧めでミカン狩り、ということになっている。構わないかな?」
水野はそれを聞いてほっとする。
思っていたよりまともな旅のようだ。
…が、引っかからないこともないではない…なんだこれは?
すると、将とだべっていた不破がそれを聞きつけて顔を上げた。
「……ミカンにしては時期が遅すぎないか?」
言われてみれば、それが変だ。
果物狩りはやはり季節が大切なのでは…。
しかし、すっと前に出てきた笠井が一言。
「俺の親戚がやってる農園なんだけど。特殊農法だから、今の時期でもミカン狩りが出来るんだ」
にこやかに。
いやな予感が予感で済みますように。
思わず水野は祈らずにいられなかった。
「何にしろ、さっさと乗れよ。出発出来ねぇだろ」
渋々という感じで、三上が助手席のドアを開けて乗り込みながら言う。
もしかすると三上も何かしら不穏な感じを受けているのだろうか。
一部はしゃぎながら、一部不安を感じながらの面々は、三上に促されてバンに乗り込んだ。
「風祭…」
隣、と言おうとした水野が凍り付く。
真っ先に将を引っ張って乗った不破が、一番奥の席に陣取ってちゃっかり将を隣に座らせているではないか。
挙げ句、
「俺、風祭の隣〜〜〜〜♪」
堂々と無邪気に宣言した藤代が、一番後ろの席、ただひとつ空いた将の隣に座り込む。
水野は言いかけた言葉を飲み込んだ。
あちゃ、とシゲは天を仰いだ。
このおぼっちゃん、とことんタイミングと要領が悪い。
「あーあー、落ち込んだらあかんで、タツボン。帰りは席替えたらええやん」
「…落ち込んでなんかないだろ」
いや、わかりやすっ!!
間髪入れずに心の中でつっこむ。
これでお互い気付いていないと言うのだから、いったいどこまで鈍いのやら。
しかも何でオレが心配せなあかんねん……。
シゲは水野の隣に座り、なんだかんだと水野の気を紛らわす自分にもはやどうつっこんでいいのかさえわからなかった。
どうやらシゲはこの件に関してはかなりお人好しの部類に入ってしまうらしい。
「じゃ、出すぜ。忘れもんがある奴はいねぇな?」
「しゅっぱあつ!!」
将の隣で心底嬉しそうな藤代が叫び、バンは走り出した。
バンの中は大騒ぎだ。
それというのも、さっきのアスレチックでおのおのがかなりの成績を出したおかげで、自分の記録自慢大会になってしまったのだ。
基本的に体を動かすことが大好きな連中だから無理もないが。
「うっわ! 不破、それ、マジ!? 人間の出せる記録じゃないって!」
「そうか? 理論的には不可能な数字ではない」
「だからって簡単に出せるもんとちゃうで」
「シゲだって大したもんじゃないか。15番のとか」
「あーゆー障害物競走みたいの、オレ得意なんや」
「みんなすごいね…ぼく、全然追いつけなかったよ」
「……まぁ平均的な数字だな」
「不破くん、すごいよね」
「こら、ポチ、こいつと比べたらあかんで」
「…というか…笠井…? さりげなく…このスコア……」
「ん? 大したことないだろ?」
「その……これ……ええと…」
が、その輪から外れている者が2名ばかり。
ひとりは渋沢、わいわいとスコアを比べあう若者たち(!?)を温かな目で見守っている。
もうひとりは三上、ぶつぶつ文句を言いながら肩にかけたタオルでしたたってきた水滴をぬぐっている。
ふと、さっきから会話に一切加わらない三上に気付いたように藤代が身を乗り出す。
「みっかみせんぱ〜い。どうしたんですか黙りこくって」
「………せぇ」
「え〜?」
「るっせぇっつってんだろこのバカ代!!!! てっめぇ自分が何やったかわかってんだろーなっっ!!!」
「やだなぁ先輩v 事故です事故v」
「事故ぉ…!? てめぇアレ、あからさまに池に突き落としただろーが! だからだな、オレにだけしつこく着替え用意した方がいいって念押したのは!!!!」
「でも先輩、見事なダイブでしたよv」
「嬉しくねぇっ!!」
がなり立てる三上に、バンの中は大爆笑。
三上もチッと舌打ちしたが、どうやら本当に怒っているわけではないようだ。
しかし、藤代に対する恨みはやはりあるらしい。
「てめぇ…先輩に向かってぬけぬけと…覚えてろよ、オレが掃除当番の割り当ても担当してる管理人だってこと思い知らせてやるからな!!!」
「げっ!!」
そうしてまたどっと盛り上がる。
三上と藤代もいいコンビのようだ。
そんな中、水野が後ろの席の将に聞いた(また隣に座れなかったらしい)。
「風祭? 疲れないか?」
将は一瞬きょとんとした。
が、すぐにぱあっと笑顔になる。
「うん、全然。楽しいね。みんなでいられるって本当に楽しい」
わずかに頬を上気させて、本当に嬉しそうな将の顔。
それを見て、水野も笑う。
本当は悩んだのだ。
この騒ぎに乗ろうか乗るまいか、を。
なにせこのメンツがメンツだから。
だが、将のこんな笑顔を見られるのだったら、来てよかった…と思う。
「あ。見えてきた。あれが、俺の親戚のやってるミカン農園です」
笠井が不意に窓の外を指さす。
確かに、木にはオレンジ色の実がなっていた。
で。
その「特殊農法」に怪しい気配を感じていた面々だが。
「ん?」
「あれ…?」
「こ、これ……」
皮をむいてほおばった瞬間、顔を見合わせる。
「………うまい」
「すっげ、甘い!! うわ、旨い〜〜」
どうやら心配は杞憂だったらしい。
笠井は相変わらずの笑い顔。
「でしょ? だから俺、おすすめだって言ったんだ。話は付いてるから、取り放題食べ放題。ツアーじゃこんなこと出来ないよ」
その声に、わっと歓声を上げ、藤代が畑の奥に走り出した。
渋沢が保護者よろしくそれについて行く。
将もうずうずした様子で隣の水野に笑いかけた。
「ね、水野くん。ぼくたちも行こう?」
「…! ああ、そうだな」
日当たりの良さそうな木まで将が駆け寄る。
水野はその木を眺めた。
日暮れかけてきた空に、オレンジ色の実。
「あ、あれおいしそうだね。よくお日様があたってる」
将が指さしたのは少し不格好なミカン。
けれど日差しが目一杯にあたって、鮮やかな色合いだ。
「よいしょ、と」
将が手を伸ばすけれど、それはわずかに将の指のほんの少し先。
高くまで届くように伸ばされた手の、一生懸命にそらされた指。
それを水野は、言葉では言い表せないような思いで見つめていた。
本当に、なんと言ったらいいかわからない。
もしかしたらその心を表す言葉を知っているのかもしれないけれど、頭の中でそれが結びつかないのだ。
それが水野の不器用なところなのだけれど。
水野は、すっと手を伸ばした。
将の指したミカンは、水野の手には簡単に届く。
…日差しと同じ暖かさだ。
「ほら」
「ありがとう!」
将が笑う。
「どういたしまして」
水野に手渡されたミカン…将はそれを半分にして、水野にも渡した。
それはとても甘くて、優しい味がした。
さて、一方入り口の付近でミカン狩りにいそしんでいた者もいる。
水に落ちた(落とされた)三上はどうやら体力が残り少なくなったかららしい。
親戚としゃべっていた笠井、のんきにベンチでミカンを食べるシゲ、なにやらあたりを見渡している不破。
中でももっとも不審な不破に、シゲが怪訝な目を向ける。
「……さっきからなにをきょろきょろしとんねん」
不破はちらりとシゲを見たが、すぅっと指を斜面の上方向に向けた。
何事かと思ってシゲがその指の先を視線で追う。
するとそこにはなにやら建物がちらりと見える。
斜めの屋根……よく見る日本家屋…というより、あれは…。
「……寺?」
「あの建造物の配置は、そうだろうな。しかもあれは」
そこに、笠井がてくてくと歩いてきた。
「さっすが。不破とかいったっけ? そ、あれは寺」
だらけていた三上がばっと顔を上げる。
「なるほど。あそこにあって何年になる?」
「江戸の早い時期に建てられたって話だけど」
シゲも嫌な予感が背中を這い上るのを感じる。
「道理でな。ここのミカンがなぜこんなに甘くなるのかを考えていたのだが……」
「へえ。そこまで読めてたんだ。この上、ちょうど墓場なんだ」
ピンポンピンポ〜ン。
三上とシゲの頭の中で、正解おめでとう、賞金1000万です…のファンファーレが鳴り響く。
「……管理人の旦那」
「……なんだよ、派手野郎」
「江戸時代の埋葬法…ゆうたら……」
「……言うな…それ以上言うな………」
もはや声もないふたり。
だがその目の前で、悪魔がふたり。
「確かに、それは効果的な有機栽培だな。だから時期も違うのか?」
「そっちに関しては企業秘密なんだ」
「ふむ。興味深いな」
「ま、この味でここ、繁盛してるんだよ。なにせ、養分がいいからね」
「そのうち難しくなるのではないか? 最近は火葬だろう?」
「それについてもなんとかするって…」
これは。
これは、どうつっこめば……?
真っ白になったシゲと三上はただ秋風の中立ちつくしていた。
「あー、今日は楽しかった〜v」
満足、と言う表情で藤代が笑う。
(……知らぬが仏、ゆうやっちゃな……すまん、オレには打ち明ける覚悟はあらへん……!!)
(笠井……覚えてやがれ……)
ぶつぶつと口の中でなにやら唱えるシゲと三上。
渋沢が心配そうに「大丈夫か?」と声をかけたが、「大丈夫…」という力無い返事だけが返ってくる。
悪魔sはそれに気付いた様子もない(と言うか気付いても無視か?)。
「な、前から言ってたけどうちの親戚のミカン、旨かったろ?」
「うん、うん! な、また来よーぜ!」
「いいよ。不破も来るだろ?」
「そうだな。謎もまだ解明していないしな」
((しなくていいっっっ!!!!))
シゲ・三上新生コンビの胸中ツッコミは虚空にむなしく消えていく。
世の中には知らなくてもいいことがたくさんだ。
……と。
その一種異様な雰囲気から逃れている者もいた。
いや、逃れているというより、そこだけで世界が出来ているというべきか。
それは、バンの一番後ろの席。
まるで前の席の大騒ぎが聞こえていないかのように、一番星の光る空を見つめるひとり。
穏やかに微笑みすら浮かべながら、宵の空を言葉もなく眺めている。
どうしてこんなに満たされた気分でいるのかわからないが、理由よりもその実感があればよかった。
ふと、水野は視線を車内の…自分の隣を見た。
水野の肩によりかかって、小さな寝息を立てる将……。
水野は、そっと囁いた。
「…疲れたんだろ。おやすみ……」
将が、目を覚まさないように。
…なんて、前があれだけ騒がしいのだから声をひそめる必要もないのだろうが、水野にはそれすら別世界の出来事のようだ。
もはやシゲにもつっこむ気力はない。
甘かったり苦かったり地獄だったり、大騒ぎのバンはマンションへ向けて高速道路を走る。
もちろんこの大騒動は、マンションで起きるいつもの騒ぎの縮図だったりする。
誰とは言わず、全員が騒ぎの元凶だとはこの際気付かないふりをしよう。
今回の遠足、一番の功労者はこの騒ぎに全く動揺しなかったバンの運転手かもしれない。
continued ♪
<After Words> |
半年ぶりの三上マンション。いい加減にしろ…。 いや、ちゃんと次回作、途中まで書いてます。 が、なにせ「今はこれ以外書けない」モノがありまして…。 というわけで、30000ヒットありがとう企画ノベル笛編です。 一応水野くん救済ノベルなんですが、あの人最強説も(笑)。 ちなみに季節云々は適当に作りました。 が、養分云々はマジだったりします。おいしかったですよー。 それを聞いて「ああ、だからか〜」と笑顔で納得したわたし。 え…いや…なるほど…と。 |