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こんなに こんなに 今 そばにいたいと 願っている すべての波に逆らっても すべての人に否定されても すべての神に見放されても 行くよ 今すぐ 行くよ だって 君が泣いてる 君が泣いてるから だから僕はすぐに行くよ ほかに 理由がいるの? 君 歪んだ砂時計を見つめていた 落ちていく砂を 止めどなく落ちていく砂を すくいあげては元に戻そうとして 戻せないと泣いていた 涙は見せない君だけど だけど僕は知っていたから 君が泣いてる 遠く離れていても 僕には聞こえる 君が泣いてる 僕には聞こえる 泣かないで 泣かないで 僕の手が届かない場所で ひとりで泣かないで 今から行くから だから こんなに こんなに 今 そばにいたいと 願っている すべての時間を超えて すべての空間を越えて すべての現象を越えて 手を伸ばすから だから |
<Comment>
1年経ってみて、他ジャンルへの越境作再び。
…決して涙は見せなかった人だけど。
でも、本当は、
泣いていたのかもしれない。
いつも、
泣いていたのかもしれない。
本当に全てを越えることができるなら。
そうして、そこで再び会えるなら…と、
いつでも願ってしまう…そんな心。