2000年12月25日
in 渋谷Egg-man

クリスマスステージ
La Compagnie "A-n" with ZABADAK
「Apres une priere(祈りのあとに)」

出演者
吉良知彦−Tomohiko Kira−(Vocal・Guiter・Backingvocal…)
小峰公子−Koko Komine−(Vocal・Accordion・Backingvocal…)
佐藤正治−Masaharu Sato−(Percussions・Backingvocal)
KONTA(Sax)
and La compagnie "A-n"


   第1部
「Apres une priere(祈りのあとに)」
   第2部
 1.小さい宇宙
 2.この空で会えるよう
 3.Psi-trailing
 4.GOODBYE EARTH
 5.光の庭で
 6.双子の星
 7.マーブルスカイ
 8.僕の贈り物
 9.星の約束
10.永遠(とき)の森
11.夢を見る方法
12.夏至南風(カーチバイ)
13.ブランシェ
14.EASY GOING
    (アンコール)
15.光降る朝



 今日は、昨日よりは寒くない…けれど、やはり冬の空気は冷たい。相変わらずカップルさんも多いし。それにしても、去年といい今年といい、クリスマスは渋谷、っていうのが定番なのだろーか。
 しかし今日、人の集まりが悪い。そうだよねえ、普通は会社だもんねぇ。しかもこの年末に。こんな時、学生でよかった…とつくづく思うのです。自由なマネーはないけどね。
 昨日は左端で見たので、今日は右端を狙ってみました。でも…ライブハウスの床に、座布団がでーっと並んでるので…ええと。結構これで3時間はキツイものがあります。

第1部

 Apres une Priere(祈りのあとに)

 相変わらずスゴイ…。昨日書いたので、今日は特に書きませんけど。

第2部

 …の前に
 さて今回も、場つなぎコンビ(吉良さんと"A-n"のとんかちさんv)の登場だ!!
 今回のお宝は…「"A-n"のサイン入りチラシ・ハーブドブルゴーニュ(これは昨日と同じ)」「アルバム『遠い音楽』で吉良さんが着ていた(!!)シャツ」「吉良さんの描いた絵・草太郎くんのサイン入り」「アルバム『ウェルカム・トゥ・ザバダック』で吉良さんが履いていた(!!!)靴」。
 って、わーーーー!! ファンなら転げ回って喜ぶこの品々!! いいなあ!!(←やっぱり負けた。しかも昨日からすべて初戦敗退。弱すぎだよ…)
 でも、靴はあとでゲットした人に触らせてもらいました。いいなあ…。

  1. 小さい宇宙
               FROM 『私は羊』

 まずは昨日と同じ、吉良さんのソロから。
 しょっぱなこれか…これは結構キツイものが……。いや…何って。いい歌だし……。はにゃー…涙腺が壊れるーーー!!
 「んじゃ、そろそろ始めようかな」ってのんびりとはじまるところがザバっぽくていいなあ、と思うわけです。

  2. この空で会えるよう
               FROM 『LiFE』

「この曲を1人でやるのは初めてで…あ、昨日やったから2回目か」
 近頃のライブは少人数でやるのが多かったですからねー。ソロが増えますよね。
 確かに大所帯なライブも楽しい…けど、結構ライブハウスでのちっちゃいライブも好きですが。なにせ、絶対的な距離が違いますもん。コンサートホールの1番前と、ライブハウスの後ろの方が同じような感じで。だとすればやっぱ、ライブハウスの方が楽しいですよね。独占感がv

  3. Psi-trailing
               FROM 『桜』

 ここで公子さん登場v 黒いコートのマサさんにエスコートされた公子さんの衣装は、赤い上着に黒いスカートの素敵なドレスv 会場からは溜め息と、「かわいー」という声。綺麗な人だー。
 けど、まだのどの方は本調子じゃないらしい。なので、今日注射を打ってきたとか。のどに!! 「痛かった」って仰るけど、そりゃそうでしょう!! のどに針刺すんですよ!? しかも公子さん細いから! 「オカマみたいな声でごめんね」との公子さんの言葉に、吉良さん「でもそれはそれでよかったよ。"A-n"の時のアヴェマリア、いつもより胸に迫るものがあったもん」とフォロー。どんな時でも、公子さんの声は最高v
 そしてPsi-trailingか……。もともと女性ボーカルなんですけど、吉良さんが歌うのもまたひと味違ってて好きv ギターと鈴のみが伴奏っていうのが何よりいい。ごちゃごちゃと音があるよりも、しっかり声が響くし。だって、ねえ。声だけで、十分「音楽」だと思いますし。

  4. GOODBYE EARTH
               FROM 『飛行夢 sora tobu yume』

 うっわーーー!! グッバイアース!! そ、それってものすごいことに!!
 吉良さんと公子さん、というペアでやるのは初めてだそう。ふわわわわ、泣けてくるーーー!!
 そしてこの歌の終わったあと、吉良さんたちが「隣の木」のお話をしてくださいました。吉良さんのおうちの隣の家に、大きな木があったんだそうです。もうそこに何十年もある木で、珍しい虫もいる、吉良さんたちの大好きな木だったのですが。ところが、たったひとりの「落ち葉がうるさい」という意見のために、その木が切られてしまったんです。ご近所中もみんな好きな木だったのに。吉良さんと公子さんもあちこちに動きかけたんですが、結局だめだったそうです。
「この歌みたいになっちゃったね」。
 うん…淋しいですよね。自然ってものが、どんどん目の前から消えてっちゃう。だって、よく晴れてるのに、星が4個だの5個だのしか見えないって、どういうことですか。渋谷の街に至っては、1個ぽつりと見えただけだし。…必要なら仕方ないけど。でも、必要以上な気もする。
 『私たちはいろんなものを壊している。このままもし、それを止めることができなかったならば。わたしたちは、この母なる地球にさよならを告げなきゃいけない』。あああ…淋しい。
(英語を日本語訳してもダメ…ですかねぇ)

  5. 光の庭で
               FROM 『LiFE』『TRiO』

 吉良さんのボーカルでスタート! と思いきや。歌詞ミスだー。(ちょっと楽しげ)
 そこで公子さん「私がやろうか」。
 待ってました! でものど、大丈夫なんですか? 「頑張るから。でも歌えなかったら、吉良くん、みんな歌ってね」もちろんですとも!
 それでも、公子さんは最後まで綺麗な声で…とてもはりがあってよく響く、いつもの公子さんの声で歌っておられました。やっぱり公子さん素敵。

  6. 双子の星
               FROM 『光降る朝』

 ここでマサさん登場ーv 大酒のみのマサさん、本日のステージにも瓶ごとアルコールを持参。でもその瓶、すでに残り4分の1くらい。
 公子さん「えっ!? もうこんだけ? さっき買ったばっかなのに。だってこれウォッカだよ?」えええ!? ウォッカをそのペースで飲むんですか! す、すごいわ……。
 ああ、もしかしてこれって歌詞書けるかも。宮沢賢治の詩だもんなあ、などと思いながら聞いておりました。
 しかも、びっくり。吉良さんがメインボーカルだ! 今まで(本歌が公子さんのボーカルだったので)公子さんのバージョンしか聞いたことがなかったので、ちょっと度肝を抜かれました。はー…でもいいわ……。あれ、もしかして公子さんの声を慮ってのことでしょうか。

  7. マーブルスカイ
               FROM 『桜』

 はー。これもいい曲だ。大好きだ! 名曲だ!
 って、名曲しかないんですけどねv この曲の間奏の口笛部分は、もちろん客席もやりますよv

  8. 僕の贈り物
               FROM 『LiFE』

 吉良さん「クリスマスなのでクリスマスの歌を…。でももう1曲の方はできないんですよ。この人数じゃ」。
 ああ、そうですよねー。3人じゃ頑張っても5個くらいしか楽器使えないですし。
 それにしても、わたしたちは最高のクリスマスプレゼントを貰ってるんですけどね。ライブ3デイズ…プレゼントにしては贅沢な!!

  9. 星の約束
               FROM 『音』

 そういえば、次回のライブの告知が…。3月29日、Zepp東京……。木曜日。社会人の方からは、「えー!?」の声。ですよね、新入社員も入ってくる直前で忙しいでしょうね。けど…っ。なんとしても風音は…行きたいっ!! しかもそのころなら学生だし(まだ)!
 あっ…でも卒業式のわりとすぐあと……? ……。頑張れ!

 10. 永遠(とき)の森
               FROM 『はちみつ白書』

 そうくるかー。最近の曲の中でもマイヒットなこの曲。否応なく会場のボルテージも上がって参ります。周りが今にも立ち上がりそうな気配。もう楽しくて楽しくてしょうがないんですよねっ。

 11. 夢を見る方法
               FROM 『遠い音楽』

 うっわ! この曲は、特に間奏部分が盛り上がるんですよ!! ものすごいスピードが上がりますからね。この前この曲をやったときは確か…バイオリンがそのパートをやったんじゃなかったでしたっけ(うろ覚え)。でも今回はアコーディオン。アコーディオンであのパート、というのはものすごい! なにせキーボードを叩くだけじゃ音出ませんからね。両手大忙しですね。すごかった…。

 12. 夏至南風(カーチバイ)
               FROM 『COLORS』

 ここで"A-n"の皆さんの登場です。今回も皆さん浴衣ですねv 
 沖縄民謡もいいなあ。

 13. ブランシェ
               FROM 『Welcome to Zabadak』

 はい、ここでKONTAさんの登場ですv なんと、KONTAさんが演奏するたった2曲のためにこのライブにいらした方もいるとか。スゴイですねえ。
 でもKONTAさん、確かにカッコイイです。でもサックスで「コンニチワ」と吹いてくれるあたりがお茶目な方ですv
 そしてブランシェの前奏、KONTAさんのサックスだったんですけど。か、かっこいい!! ものっすごくかっこいいんですよ!! はわわ、思わず立ち上がっちゃいましたって!! マサさんの口頭パーカッションにKONTAさんのサックス、吉良さんも舞台の上に座って見てました。

 14. EASY GOING
               FROM 『Welcome to Zabadak』

 さあて、これがなければライブは終わらない。英語で大合唱!
 全員が上パート下パート、コーラスまでできるという。コーラス隊になってますね!!

 15. 光降る朝(アンコール)
               FROM 『光降る朝』

 本日のラストもこの曲。吉良さんのギターをバックに、会場全体で合唱。皆さん上手いですねぇ。なんだか神聖な気分になりました。
 メリー・クリスマス!!

 そろそろばててきました。うーん…確かに、自分の中でも前人未踏なんですよね(日本語おかしいよ)、イベントとライブで4デイズ。
 けど、明日でラスト。頑張るぞー!!



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